映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のネタバレ解説|まさかの実話?

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のネタバレ解説|ペンの名言は覚えておきたい洋画

80
人間の欲望が爆発したような映画、男なら絶対ワクワクしちゃう、とにかく金を稼ぎたくなる、そんな映画だと思いました。

今の日本経済はお金がない人がたくさんいますが、めちゃめちゃ稼いでめちゃめちゃ遊ぶのが1番良いと思います。これは間違いない。

男なら稼ごうぜ!!!

予告編はこちら↓

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 予告編

個人的な『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の評価

今年もたくさん映画を観ている僕の素直な評価です。

総合評価
ストーリー
映像
音楽
キャスト
眠くなかったか

ストーリーはお金やファイナンスの勉強にもなりますし、血がたぎるような作品なのでとても面白いと思います。特に、営業的なフレーズはめちゃくちゃ素晴らしいです。

映像や音楽に関してはなんの違和感もなく、スッキリ頭に入ってきました。

キャストですが、素晴らしいです。やはり主役のレオナルド・ディカプリオが素晴らしい演技をしています。『タイタニック』とか『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の時もそうでしたが、彼はひたすらカッコ良いですね。このウルフ・オブ・ウォールストリートでもとてもカッコ良かったです。

映画自体は眠くなかったのですが、3時間という長い映画なので、長時間の映画に耐えられない人は無理かもしれません。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のあらすじ

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のあらすじ

ジョーダン・ベルフォートは億万長者を夢見て、ウォール街の投資会社に就職した。就職してすぐに、上司からセールスのコツを教わる。それが、客に株を買わせて儲けさせ、その金でまた株を買わせること。次に、常にリラックスをすること。そして毎日数回のオ〇ニーをして、コカインをやること。そしてやっと資格を取ってブローカーとして働けることになった初日、市場はブラックマンデーになって一気にウォール街から弾かれてしまう。無職となったベルフォートが仕事を探している時、株式仲買人という求人を見つけ、会社に行ってみるとペニー株という質の低い株を扱っている会社であった。失業前の投資会社では手数料1%であったが、新しい会社の手数料は50%であった。その後地元の営業マンとともにストラットン・ウォークモントという会社を作った。会社は大きくなり、フォーブスに載るほどの投資会社になった。しかし、会社ではコカインが溢れ、暴力が溢れ、S〇Xが溢れていた。そんなジョーダンに連邦捜査官が目をつけたのだった…。

やばすぎる男ですが、結果を出しているのは間違いありません。

ここから先はネタバレを含むので、まだ映画を見ていない方は注意してください。

『ウルフ・オブ・ウォールストリートの感想と解説←ここからネタバレ

『ウルフ・オブ・ウォールストリートの感想と解説

一言で感想を言うと、めちゃめちゃ好きです。ただ、女性と見るようなおしとやかな映画ではないので、彼女や奥さんと一緒には見ない方良いかもしれません。

お金は人を狂わすかもしれないが稼ぐ男はカッコ良い

ジョーダン・ベルフォートは以下のようなものに金を使っていましたね。

ウルフ・オブ・ウォールストリートに出てくる会社の男たちは、めちゃめちゃ稼いでます。しかし、ドラッグなどに手を出しているほど狂っています。

日本ではありえない話かもしれませんが、あんな風に金を稼ぎまくって豪遊しまくって、S〇Xしまくるのは良いことだと思います。クレイジーは最高です。

今の日本では物欲・性欲が薄れている人が増えていますが、それでは健康的ではありません。稼げないから諦めるのではなくて、稼げなければ稼げるように努力して遊びまくれば良いのです。

ウォール街のウルフことジョーダン、死ぬほどカッコ良い男でした。イケイケです。

ビジネスマンなら見ておくべき

法律的にやばいことにも手を出していたジョーダンですが、それ以外でもビジネスマンに利用できる手法はたくさんありました。映画を見ていてわかった、金持ちになる方法は以下の通りです。

  • 客に迷わせない
  • 金を持ってる富裕層をターゲットにする
  • 株を売るのではなく、株で儲けた未来を売る
  • 需要と供給が大事
  • 手数料はなるべく多く取る
  • 副社長やトップブローカーと言う肩書きを使う

そこまで成功してない下手な社長の本を読むよりも、ウルフ・オブ・ウォールストリートを見た方がビジネスの勉強になると思います。

個人的に1番大事だと思ったのは、金を持っている富裕層をターゲットにしたことです。この世には78:22の法則というものがあるので、富裕層をターゲットにしてお金の使い道がわかっていない人からお金を取った方が儲かるのは確実なのです。

さらに、副社長を複数人作って肩書きで信用させる方法などは、めちゃくちゃ面白いと思いました。お金を預ける時は、信用が1番重要ですからね。

あと、社員を煽り士気を上げるのがめちゃくちゃ上手です。特に男の使い方が上手ですね。あなたもこう言われたら、流石に金を稼ごうと思うはずです。

お前がこの会社を辞める前に、周りの顔をよく見ておけ。そう遠くない将来、お前がオンボロ車に乗って赤信号を待っている時、隣の車にそいつの顔を見るかもしれない。ポルシェに乗ってるそいつの顔を。

トップに立つ人間としては完璧ですね。

この辺のセリフには、学ぶことが多いなぁ。

3時間は流石に長すぎる

ウルフ・オブ・ウォールストリートを見ていて思ったのが「まだ終わらねぇのかよ!」って思いました。ほぼクライマックスだと思ったのにまだ1時間以上も残っていることに驚きました。

上映時間はほぼ3時間なので、めちゃくちゃ長い映画です。

成功して一気に下に落ちるところまでが描かれているので、かなり長いと思います。長い映画が苦手な方は気をつけてください。

普段は1時間30分〜2時間程度の映画しか見ていなかったので、3時間弱は長かったです。

欲望にストレートの方がキャラとして目立つ

ビジネス界隈では必見とも言われているこのウルフ・オブ・ウォールストリートですが、一般人と違って欲望にストレートの方がキャラとしては目立つなと思いました。

欲望とは、以下のようなことです。

  • ドラッグ

日本人もそうですが、きっと世界中でこのような欲望を我慢して抑えつけることに美学を感じている人が多いと思います。しかし、ジョーダンは違いました。

欲望に忠実になり、パッと金を稼ぎ、パッと金を使って、パパッと今を楽しんでいる。真に優秀な人というのはこんな人なのかもしれません。

営業ならペンの名言は覚えるべき

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のペンの名言

このウルフ・オブ・ウォールストリートという映画の中で、1番覚えておくべきなのがペンの名言です。天才営業マンのブラッドとジョーダンの話です。内容は以下の通りでした。

ジョーダン「このペンを俺に売ってくれ」

ブラッド「このクソなペン?」

ブ「頼みがあるんだ。ナプキンにあんたの名前を書いてくれ。」

ジ「・・・ペンがない」

ブ「これかい?(ペンを渡す)」「需要と供給だ」

この名言、営業だけではなくマーケティングなどの全ての仕事で使える話です。

そもそも需要がある場合でなければ物は売れないので、需要を作り出す必要があるってことを知っているのです。

人は本当に必要と思わなければ物を買うことはないので、物を売る時は以下の2つが重要になります。

  1. 必要としている人に売る
  2. 需要を生み出す

営業マンは、必要と思わせることが仕事です。

紙に名前を書いてくれよ。
カッケェ!!!

実話を元にしている7つのシーン

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は実話

実はこの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という映画は実話で、ジョーダン・ベルフォートという男は、実在しています。

元々投資詐欺を行う会社を作り、薬物にハマっていたのも事実です。

この映画は、『ウォール街狂乱日記「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』という本を元に作られています。

ここからは、映画の中でも使われた、実話を元にしたシーンについて説明します。

ドニーの存在

まず同じビルに住んでいて、高級車に乗り月に7万ドル(約750万円)を稼ぐジョーダンと出会った瞬間に仕事を辞めたドニーですが、実在しています

まるで暴走機関車のようなイかれた野郎で、映画では以下のような行動を取っていました。

  • 秒速で仕事をやめる
  • いとこと結婚する
  • ジョーダンにドラッグを教える
  • 人間ダーツ
  • 美人を前にオ〇ニー
  • 部下の金魚を食べる

流石にトチ狂っている描写が多かったのですが、個人的には好きな役でした。おそらく、ジョーダンよりイかれてたと思います。

ウルフ・オブ・ウォールストリートの中では圧倒的に頭がおかしいキャラクターです。

女性社員を坊主にする

会社で女性社員を坊主にしているシーンですが、これも実話です。

実際に、豊胸手術を受けるために、1万ドルで社員の前で丸坊主になるというイベントが開催されたそうです。

一見やばいことのように感じますが、髪は隠せるしまた生えてくるけど1万ドルはすぐには手にできないので、僕でもやるかもしれません(やるとは言ってない)。

リスクを取らなければ、何も手にすることはできないってことですかね…。

社内でのS〇X禁止

これもリアルな再現です。社内で乱痴気騒ぎをするあまり、訪問者などが来た時に説明ができなくなってきたのでしょう。

社内でヤリすぎて、S〇X禁止の張り紙を貼るってどんな会社やねん!!!

正直に言うと、こんな会社に入りたいとは思いません。欲望丸出しで、体育会系で、貞操も無くて、唯一良いところは結果を出しているところくらい。

いいんだけど!いいんだけど!勝手だけど!やばいって!って感じですね。

社内でチンパンジーを飼ってた

これもガチです。ストラットン・ウォークモントでは、以下の動物を飼っていました。

  • チンパンジー
  • ガラガラヘビ
  • イグアナ
  • 金魚(ドニーの胃袋)

会社の社員自体もかなり動物園でしたが、動物もたくさん飼ってリアル動物園ですね。もう何をしたいのか全くわかりませんが、それで良いのでしょう。

目的から手段を取るとかじゃなくて、とにかく破天荒にやりたいことをやってたのかもしれません。

クルーザーの沈没

映画の中では、無理やりスイスに行くために嵐だとわかっている中で船を出航させたのですが、豪華クルーザー「ナオミ号」の沈没は実話です。

船長が嵐だと言っているのに、ジョーダンは無理やり出航させました。そして、イタリアの海軍に救助されたとのことです。

最終的に生きていてよかったとは思いますが、命が2つあっても足りないような人生を過ごしていますね。

船を持ってる人は本物の金持ちと言われていますが、船を沈没させるのは本物のクレイジーな気がします

船が沈没しながらも薬物を気にする

映画のシーンでは、クルーザーが沈没しかけている状況で、ドニーにドラッグを取りに行かせていました。

ジ「ドニー!!!」

ド「何!」

ジ「ルード(ドラッグ)を取ってこい!」

ド「死にたくないよ!悪さばっかりしてきたから、絶対地獄行きだ!」
「もうだめだ。俺はもうおしまいだよ…。」

ジ「いいからルードを取ってこい!下から!」

ド「何言ってんだ?下になんて行けないよ。水がどんどん上がってきてる!」

ジ「俺はシラフじゃ死ねないんだよ!!!とっととルードを取ってこい!」

ド「わかった。」

「シラフじゃ死ねない」ってかなりの名言じゃないですか。仕方ないですよね。シラフじゃ死ねないんですから。

これ何がヤバイのかって、自分で行けって話なんですよ。なんでドニーに取りに行かせるのかっていう、シラフじゃ死ねないなら自分で取りに行けっていう。

かなりのヤク中ですね。

ジェット機の墜落

映画のシーンでは救助船に乗っているときに、自分たちが乗るはずだったジェット機が墜落していて死ぬところだったという描写でした。

しかし、事実は救助された後にホテルにいて、そのホテルでジェット機を待っていました。そこで、ジェット機のエンジンに鳥が入って、ジェット機が墜落し、操縦士を含める3人が亡くなったのです。

おそらく時間の関係で、救助船で墜落していくジェット機を見るという再現をしたのでしょう。どちらにしろ飛行機は墜落していますが。

少しタイミングが違かったら死んでたのか…。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のまとめ

とにかく、テストステロンとアドレナリンがどんどん出てくるような映画でした。金を稼ごうと思った時とか、ビジネスを始めた時に見直そうと思えるような映画です。

もちろんジョーダンのように犯罪をするのはダメですが、お金を稼ぐという心意気には学ぶことがあります。

金を稼げ!!!

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のポスター

制作年2013年
時間3時間00分
監督マーティン・スコセッシ