映画『パラサイト 半地下の家族』がすげぇ面白い|ネタバレ感想とあらすじ

映画『パラサイト 半地下の家族』がすげぇ面白い|ネタバレ感想とあらすじ洋画

80
2019年の最後に公開され、2020年最初の日本映画界を驚かせているこの映画『パラサイト 半地下の家族』、僕も満を持して観てきました。

しかも彼女とです。彼女と観てきました。

友達もかなり面白いと言っていたため、多少ハードルが上がった状態で映画を観ることになったのですが、期待を裏切らず面白かったです。

想像を裏切る脚本や韓国映画らしさもたくさん出ているので、良い映画だったと思います。多少胸くそ悪い感じですが。

評価が高いのも納得できるレベルの良い映画でした。

映画『パラサイト 半地下の家族』の予告はこちら↓

『パラサイト 半地下の家族』90秒予告

映画『パラサイト 半地下の家族』の基礎情報

映画『パラサイト 半地下の家族』のポスター

公開年2019年
上映時間2時間12分
監督ポン・ジュノ

この映画『パラサイト 半地下の家族』は、韓国動員1,000万・アメリカの2019年の外国語映画興行収入第1位・カンヌ国際映画祭で韓国史上初のパルムドール(最高賞)を獲得という、今まさに1番観るべき映画です。

監督のポン・ジュノは、どのジャンルにも囚われたくないという思想を持っている方なので、この映画もたくさんのジャンルがごちゃ混ぜになっています。

ある時はホラーの要素が、ある時はコメディの要素が、混じってしまうと何かおかしなことになりそうなジャンルでも、恐れずガンガン混ぜ合わせちゃう感じです。

正直に言うと韓国映画自体あまり観ないので、ポン・ジュノ監督の情報も人から教えてもらったものとなります。これぞ、知識の受け売りです。

ちなみにパラサイトは、英語で寄生虫という意味です。

『パラサイト 半地下の家族』のキャスト

パラサイト、地味にキャストが豪華です。

  • ソン・ガンホ
  • チェ・ウシク
  • チョ・ヨジュン
  • パク・ソダム
  • イ・ソンギュン
  • チョン・ジソ

主なキャストはこんな感じですが、特に注目したいのは家族の父親役を演じているソン・ガンホです。

ソン・ガンホはポン・ジュノ監督の映画に4度目の出演となるので、そろそろ考えていることもやって欲しい演技もわかってくる頃だと思います。

映画監督がお気に入りの俳優を起用するのは珍しいことでもなく、回数を重ねるほど演技がマッチしてくるので、4度目というのはなかなか良い演技と言えるでしょう。

個人的なお気に入りはチョ・ヨジュンさんとチョン・ジソちゃんです。理由はシンプルに顔が可愛いからですね。僕はもうアジア人の美人が大好きです。もちろん金髪美人も好きですが。

キャスト最高。女優最高。

個人的な映画『パラサイト 半地下の家族』の評価

映画好きの僕が、この作品を評価してみました。

総合評価
ストーリー
映像
音楽
キャスト
眠くなかったか

カンヌ国際映画祭の最高賞を取るレベルはどんなものかと思いましたが、かなり納得できる映画でした。

ただ、僕は好きだったのですが、観る人を選ぶ映画だとも思いました

半地下という設定に共感がしづらく、多ジャンルの要素が含まれているため、多少の受け入れにくさもあります。

それを差し引いたとしても、この映画はやっぱり面白いです。脚本のストーリーが圧倒的に高評価で、伏線回収の面白さもあります。

コメディ要素に関しては韓国っぽさが出ていて理解しにくかったのですが、まぁ僕が笑えなかったので同じ日本生まれの皆さんも微妙でしょう。

『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ

舞台は韓国。全員仕事がなく、1階のさらに下「半地下」に住んでいるキム一家。スマホは持っているものの、契約はしておらず家にWi-Fiもないため、上の階の家のWi-Fiを盗んで過ごしている。そんな時、長男のギウは大学に通いながら家庭教師のバイトをしている友人のミニョクから、自分が留学に行く間だけ、高台の豪邸で暮らしているパク一家の長女パク・ダヘの家庭教師を代わってくれないかと依頼される。給料が良いということで引き受けたギウは、シンプルな考え方をする奥様のパク・ヨンギョが息子ダソンに絵画の才能があると思っているものの、性格上美術の先生が見つからないと悩んでいることを知る。そこでギウは、奥様を騙し、妹のギジョンをイリノイ大学を卒業した美術の先生として紹介し、妹も家庭教師をやることに。そこから、寄生虫としてのキム一家の暮らしが始まる…。

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ここから先はネタバレを含みますので、まだ映画を見ていない方は注意してください。

『パラサイト 半地下の家族』の感想←ネタバレはここから

ここからは個人的な感想です。

金持ちと貧乏人は相容れない

まず思ったのは、そもそも金持ちと貧乏人というのはなかなか相容れない存在であり、交わってはいけないと思いました。

僕は現在金持ちでも貧乏人でもない、いわゆる中流家庭で暮らしているただの20代ですが、月100〜1,000万稼いでる友人が数人います。

僕は彼らほど稼いでいないため、たまに感覚がおかしいことになるのです。小学生の頃からパソコンを組み立ててたとか、中学生の頃からお年玉を全部転売に使ってたとかとか。

まぁ人間がこれだけいれば生き方も育ち方も全く違うので、他の人と比べると違いはたくさんあるのは間違いありません。

しかし、それでも、可処分所得に差があると合う・合わないがあり、交わるのは難しいのかなと思います。

この映画のように、金持ちだから性格が良いとか貧乏人だから性格がひねくれているとかは無いと思いますが、交わるのは難しいですね。

例えば、ワンピースの天竜人を想像するとわかりやすいでしょう。天竜人と庶民が一緒に飯を食い、話し合いをするなんて不可能ですよね。

寄生虫同士が住処を奪い合う映画

映画『パラサイト 半地下の家族』の寄生虫の画像

めちゃくちゃ気持ち悪い画像を出してしまい申し訳ありません。

キム一家がパク一家で働き始めて、旅行中に地下室を訪れる前の家政婦が来るまでは気づかなかったのですが、この映画はパラサイト(寄生虫)が住処を奪い合う映画でした。

お金持ちという動物を住処にし、過ごしやすいその場所を奪い合う映画です。

動物に例えると、例えばカマキリにはハリガネムシという寄生虫がいて、カマキリを入水自殺させるといいます。

そのように寄生虫というのは、住処の動物を死に追いやることもあるのです。

この映画もまさにその通りで、パク一家の大黒柱であった社長が殺されてしまいました。もうパク一家は前のように過ごすことはできないでしょう。

社長を殺した時だけ人間になった

個人的に思ったことですが、ソン・ガンホ演じる一家のキム・ギテクはまさにずっと寄生虫として過ごしていました。

お金もなく家族と裕福に過ごすことができないため、他の家族に帰省してお金を稼がなければならなかったのです。

しかし、パク一家の父親パク・ドンイク社長を殺した時だけ人間に戻りました。

自分と同じ寄生虫が人として扱われず、自分も匂いのことを言われていたので、鼻を塞いだ瞬間何かがキレてしまったのです。あの瞬間だけは、紛れもなく人間でした

寄生虫と聞くと合理的に自分の生命のためだけに行動します。もしただの寄生虫のままであれば、社長は殺さない方がずっと裕福に暮らせるため、殺さない方が良かったのです。

しかし、つい包丁を刺してしまいました。そう、耐えられなかったのです。

ラストで計画を立てたのはなぜか

長男が、父親がまだ地下室で生きていることを見つけ、金持ちになりあの家を買うという計画を立てました。

しかし、父親は映画の中で計画についてこんなコメントを残しています。

計画が絶対に失敗しない方法を知っているか。
それは無計画だ。計画を立てなければ絶対に失敗することはない。

しかし、長男は計画を立ててしまいました。なぜだろうと考えていたのですが、彼女が「父親は無計画で大失敗したからでしょ。」と一言。

多分その通りだと思います。

僕の彼女は流石頭が良いですね。

貧乏でもスマホは持つ

映画『パラサイト 半地下の家族』のスマホの画像

映画を見ていて1番最初に思ったのが、貧乏な人でも最新っぽいスマホは持つんだなと思いました。

スマホって、電気・ガス・水道と同じくらいのインフラになっていて、今の人間になくてはならない存在となっているんだなと。

まぁ映画の中では電波を契約していなかったので、上の階の人のWi-Fiを盗んでいたのですが。

半地下でもスマホはあります。

現代でも階級制度がある

そもそもこの映画パラサイトが、何かを風刺しているように感じています。

現代はなるべく格差をなくしつつ、平等な機会を均等に与えることで、結果を出した人が少し裕福な暮らしができるような仕組みになりつつあります。

もちろんその中で多少の弊害もあるでしょうが、ここまで格差を感じてしまうとそりゃ凄惨な事件の1つくらい起こるものでしょう。

韓国がどれほどの格差なのかわかりませんが、確かに学歴社会と言われている韓国・中国において、北京大学に入るレベルの頭脳を持ちつつも、学費が払えないために大学に行けないというのは凄く悔しいと思います。

おそらくキム一家の父も、優秀な息子を持ちつつも階級の差で大学に行かせてやれないことに凄く悩んでいたでしょう。

映画の中では、雨の日にパク一家の家を抜け出して沈んでいる自分の家に帰るシーンがものすごく印象的でした。

高台=上の階級のパク一家の家から、半地下=下の階級の自宅に帰るシーンです。ものすごい数の階段を駆け下りて、ずっとずっと下に行くような映像でした。

あれがまさに、現代の階級を家の高さで表しているのでしょう。

ゴキブリって言われてキレたのはガチだった

映画『パラサイト 半地下の家族』のゴキブリの画像

画像は、日本では多分いないタイプのゴキブリです。

寄生虫をやっていた父親でも、一家の大黒柱として家族を養っていくようなプライドはあります。諦めかけていた火も、もう1度輝きたいと思うのです。

自らの妻から、こんなことを言われていたシーンがありましたね。

あんたはゴキブリだよ。

これまでの一生を共にしてきた妻から言われる、プライドをズタズタにされるような一言。これはかなりキツイです。

映画の中では瓶を割り、キレた後の笑ってごまかしていましたが、あの怒ったシーンは本気だったのでしょう。凄くわかります。

日本語と同じような発音多い

ここまでの感想とは少し違いますが、韓国語って実は日本語と同じような発音が多いんですよね。なんならほぼ同じ発音で、同じ意味の韓国語もあります。

例えば、以下の日本語なんかはそのままでも韓国で通じる言葉です。

  • 約束
  • 気分
  • 記憶
  • 簡単
  • 無理

僕は韓国人の知り合いがいるので聞いたことがあるのですが、初めて韓国と触れ合った方なんかは結構似ている部分があると思ったでしょう。

映画『パラサイト 半地下の家族』のまとめ

いや〜、正直観る前はみんなが言ってるほど面白い映画なのかどうか疑っていたのですが、紛れもなく口コミ通り面白い映画でした。

映画を観る前に貰ったポスターも、今考えると少し見方が変わってきます。左下のあの足にもう少し着目するべきでした。

そう考えると、ポスターの時点で伏線を張るなんて相当作り込まれているなと感じます。パラサイト、素晴らしい映画でした。

自分はパラサイトになりたくないね!