60点
主人公はレオナルド・ディカプリオ演じる、フランク・W・アバグネイル・Jr。この人は実際に存在した人で、この映画は実話を元に制作されています。
レオ様ファンで、一時期は彼女から「レオ様みたいな髪型にしたら?」と言われていたほどの僕からすると最高の映画でした。
この時代のレオ様、マジカッケェ…。あの顔と髪型ヤベェ…。

傑作と呼べるほどではないけど、かなり面白かったと思う!
映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の予告はこちら↓
映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の基礎情報
公開年 | 2002年 |
---|---|
上映時間 | 2時間21分 |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
監督はまさかのスピルバーグ。ですから、制作はドリームワークスです。
ドリームワークスって、アニメ映画に関してはなんかパッとしない感じなんだけど、やっぱリアルの映画を撮らせると良い映画作るんだよね。
描写というか、なんとも言えない感じのシーンとかを作るのがとても上手。
特にスピルバーグは人の気持ちをわかってる上に、嫌な部分もちゃんと脚本してくれるから、すごい心にグサグサ刺さるシーンとかもある。

く〜!
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の意味
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の意味は、日本語で「できるもんなら捕まえてみろ」です。もう少し噛み砕くと「鬼さんこちら」。
映画の内容もタイトル通りの感じで、世界を騙した詐欺師とFBIの鬼ごっこです。
それにしても、「鬼さんこちら」って聞いたことこそあるけれど日常生活とかじゃ絶対に使わない言葉ランキング42位くらいには入ってきそう。
ちなみに鬼ごっこをやってた時代も使ったことなんてない。
個人的な『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の評価
映画好きの僕が、この作品を評価してみました。
総合評価 | |
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ストーリー | |
映像 | |
音楽 | |
キャスト | |
眠くなかったか |
うん。まぁ悪くない映画だったとは思うんだ。
ストーリーの感じも良かったし、1960年代のアメリカって感じもとても伝わったしエモい気分にもなった。レオ様とトム・ハンクスだからキャストも申し分ない。2時間半もの映画なのに眠くなんてならなかった。
けど、なんか物足りない感じもありました。
やっぱりこれが実話を元にした映画の限界というか、逆にレオ様じゃなければ上手くいかなかったんじゃないかなと思うレベル。
そう言えばレオ様って『ウルフ・オブ・ウォールストリート』とか『タイタニック』みたいに、実話を元にした映画に出てること多い気がします。
実話担当なのかもしれない。まぁ流石にあのレベルの顔面偏差値ではないだろうけど。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のあらすじ
経営者として成功していた父フランク・W・アバグネイルの息子として、誇らしい生活を送っていたフランク・W・アバグネイル・Jr。しかし、そんな幸せな生活も長くは続かず、事業が失敗し税務署を恨み銀行からお金を借りられない父・他の男を家に入れて不倫している母、そんな両親は離婚という選択をし、フランクは家を出る決断をした。お金さえあれば父の事業は失敗せず、ずっとずっとあの幸せな生活が続いていたのにと強く思うようになる。家を出てからとにかく生活をしなければと、小切手を偽造することを思いつくフランクは、アメリカの反対の銀行の小切手を切り、身分を偽り、多額のお金を騙し取るようになる。そんなフランクを、FBIの小切手偽造犯担当のカール・ハンラティが追うのだった…。
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『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は実話←ここからネタバレ
この映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の主人公、フランク・W・アバグネイル・Jrは実在する人物です。しかも今も生きてます。
フランク・W・アバグネイル・Jrは、アメリカでもかなり有名なガチの天才詐欺師で、知らない人はいないレベルです。
映画の中で使われていた身分詐称・小切手偽造の手口で、世界中を股にかけて詐欺を行い過ごしてきた伝説の詐欺師となっています。
彼が詐称した身分は以下の通り。
- 学校新聞の記者
- パイロット
- 医者
弁護士に関しては本当に19歳で司法試験に合格していて、その方法についてはいまだに解明されていません。
本当に合格したのかもしれませんし、替え玉などを使って偽造したのかもしれません。事実は誰も知らないママとなっています。
フランク・W・アバグネイル・Jrのその後
彼はFBIに逮捕された後、2回ほど脱走しています。
1度目は映画のシーンでもありましたが、飛行機から脱走し、2度目は拘置所からの脱走です。3度目で刑期を受け、その後同じ詐欺師を操作を助ける職についています。
自分が詐欺師だった経験があるため、詐欺師の考えることや手口が手に取るようにわかり、FBIや企業のセキュリティコンサルタントとして働き始めます。
本来であれば犯罪の技術なのですが、それを上手に使い生きていくことに成功しました。それもきっと、詐欺を始めたのが16歳と若かったからできたことでしょう。
もしこれが普通のおっさんだとしたら、コンサルタントとしての人生は無かったと思います。若かったからこそ、犯罪者から正義の側に移れたのでしょう。
映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の感想
ここからは個人的な感想です。素直にズバズバ言っていきます。
小切手のルールわからなくね?

いや、小切手のルールよくわかんねぇよ!
別にルールわからなくても観れる映画ですが、小切手という文化に触れ合ったことがなく、利用したことなんてもちろん1度もない僕は、思いました。わからないと。
そもそも洋画でしか観たことのない小切手、日本にあるのか調べてみたら日本で発行される小切手は主に以下の2つのみ。
- 政府小切手 :日本銀行が発行
- 還付金小切手:地方行政機関が発行
日本では個人が小切手を切るのはほぼ不可能とのことです。それはまぁ当たり前のことで、フランクみたいに偽造されたら困りますからね。
日本円ですら偽造する輩がいるのに、小切手までカバーするのはリスクが高くなるし、もし偽造されたら円の価値が低くなることは間違いありません。
逆にアメリカだと、治安が悪いから現金を持ち歩く方が危ないらしい。日本は比較的治安が良い国だから、多分流通しなかったんだなって感じです。
細かい描写が良い…
流石のスピルバーグ監督なので、もう気持ちの描写が非常に上手です。
僕が好きだったのは、母が不倫して他の男を家に連れてきた日の描写がもうすごいよかったと思います。
息子に不倫していたことがバレて言ったセリフ。
このセリフも、もう悲しすぎる…。
あの、母がキョロキョロしながら禁煙すると言ってたタバコを吸うシーンとか、もう、素晴らしい。
レオ様カッコ良すぎて男でも惚れる
レオナルド・ディカプリオになりたいなりたいなりたいなりたいなりたい。
身長183cm・年収58億のイケメンに、僕もなりたい。
どんな女性でも彼の言うことなら聞いてしまうだろうし、多分口説けば100%成功するし、連絡先持ってるだけで自慢できるであろうレオ様になりたい。
若い頃からかっこよくて、髭が似合うおじさんにもなれるレオ様になりたい。
流石に天才すぎるんだよなぁ。まじでカッケェ。
ラストでフランクがFBIに帰ってきた理由
ラストシーン、もう誰も追ってこないはずのフランクが、なぜ帰ってきたのか疑問に思った人も多いと思います。
しかし、そもそもフランクは自分のために詐欺師になったわけではありません。
ずっとず〜っと人のために詐欺をしてお金を稼ごうと思っていたので、そりゃFBIに帰ってくるはずなのです。
最初は、家族、主に父親のためにたくさんの金を稼ぎ、キャデラックをプレゼントし、母親と復縁してほしいと考えていました。
だんだんと恋人のために行動するようになり、ブレンダに恋をしたフランクはブレンダのために人を騙すようになりました。
弁護士になったのも、ブレンダのためでしたよね。もしかすると、司法試験も恋の力で合格したのかもしれません。
それが最後は、FBI捜査官のカールだったというだけです。カールは、フランスで嘘をつかず自分をアメリカに帰してくれたという信頼がありました。
そうしてフランクは、カールのためにFBIに戻ってきたのです。そう考えると、確かに生き方としてはまっすぐだと思います。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のまとめ
この映画、最終的にはレオ様のカッコ良さで終わります。
少し日本人にはわかりにくい小切手詐欺をテーマにしていますが、細かい描写とかはさすがスピルバーグ監督と言える作品です。
ストーリーにドキドキすることはなかったのですが、長い映画の割にスッと最後まで観れる作品となっているので、まだ観てない方はぜひ。

おーにさんこちら!